広がる手書きの楽しみ
TAG STATIONERYは、京都に創業した文具店から生まれた、文具・雑貨メーカーです。
デジタルが普及する昨今、文房具は従来の役割から変わりつつあります。かつて、文具店の始まりは「筆屋」と呼ばれていました。
私たちは「手書き」のシンプルな道具に立ち返り、手から生まれる創造性や心の落ち着きといった、素朴なインスピレーションを大切にしたいと考えています。
ブランド名の「TAG」は、付け札や付箋のように、目印として日々の営みに寄り添う存在でありたいという思いを表現しています。
ペンとインクの多様性
ペン先から流れ出るインクが、紙を染めていく。「書く」という単純な行為でも、道具の組み合わせによってその趣は大きく異なります。用途や特性がさまざまなペン、色とりどりのインク、そして異なる性質を持つ豊富な筆記用紙。そこには、自分だけのお気に入りの組み合わせを見つける楽しさがあります。
素朴な物理現象
「さらさら」「かりかり」とペン先と紙が擦れる感触、「ぬらぬら」「つるつる」とインクがニブを通りペン先に流れ込む。雑音と捉えられがちな、アナログならではのこの感覚は、決してデジタルでは置き換えることのできない魅力です。
ちょうど良い範囲で
ものづくりにおいて、日々愛用でき、飽きのこないデザインをコンセプトとしています。できる限り京都近郊の職人や工房にご協力いただき、無理のない範囲で中量生産を行っています。