「趣」ある印刷|廣運館活版所
こんにちは。TAG STATIONERY STOREです。
このたび、「廣運館活版所」のアイテムが新たに入荷しました。
手仕事が生み出す「風合い」と「味わい」を感じられるアイテムたちをご紹介させていただきます。
手仕事が生み出す、唯一無二の美しさ
廣運舘活版所は、明治16年に柏原町(現在の兵庫県丹波市柏原町)で創業した印刷所。
100年以上にわたり活版印刷を受け継いできた印刷所です。
かつて全国に数多くあった活版印刷所の多くが姿を消していく中で、2018年に100年の時を経て本格的に活版専門の印刷事業を再始動しました。
時を超えて響く活版の息づかい
廣運舘活版所の名は、明治時代に発刊された「花の栞」にも記されています。
この書は、当時の全国各地の印刷所が粋を競い、技と美を凝らした作品を集めた一冊。
柏原町は、城下町として栄え、明治維新後も行政機関が集まり、印刷の需要が高まった地域。
その地で生まれた廣運舘活版所の印刷物は、今も「花の栞」にその足跡を残し、
時を超えて、当時の手仕事の息づかいを伝えています。
希少なレリーフが生む、温もりあるデザイン
活版印刷の魅力は、その凹凸のある質感と、紙にインクがじんわりと馴染む風合いにあります。廣運舘活版所では、長年使い込まれた印刷機を駆使しながら、紙の特性に合わせた繊細な調整を施し、唯一無二の印刷物を生み出しています。
現在はもう、生産されていない希少な活版のレリーフを使用したレトロでクラシックなアール・ヌーヴォーからアール・デコ調のデザインが廣運舘の特長です。その繊細なデザインと活版印刷ならではの凹凸が相まって、唯一無二な「趣」ある風合いに。
魅力を引き出す、紙へのこだわり
伝統的な和紙から洋紙まで、紙の選定にもこだわり抜いています。活版印刷ならではの風合いを活かした、心地よい手触りの紙を厳選。手書き愛好家の方にはもちろん、これから活版の世界を知りたい方にもおすすめです。
敷居が高そうと思われがちな活版印刷ですが、廣運舘活版所は日常に取り入れやすい活版製品を数多く手がけています。ハガキやメモ帳、ノートなど、書くことがもっと楽しくなるアイテムが揃っています。
こだわりの手書きの時間
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