文染 | ペーパーインク ガラスペン・ガラス小皿セット
滋賀県草津市の伝統工芸品「青花紙」をベースに開発した製品。「青花紙」は、草津市の花である「あおばな」の色素を和紙に染み込ませたもので、その伝統的な製法はあおばなの絞り汁を和紙に塗り付けては天日で乾燥させ、その工程を何度も繰り返すという、丁寧な手仕事で作られています。古くから友禅染や絞り染めの下絵に利用され、江戸時代には浮世絵を描く青色絵具として使われてきました。
従来の用途からさらに販路を広げるため、従来の製造方法と違い、「NPO法人青花製彩」独自の製造技術を使い筆記用のインクに展開しました。ガラスペンと小皿と一緒にご使用いただけるセット商品もご用意。天然のあおばな特有の鮮やかな青色をお楽しみください。
使用方法:
型抜きの輪郭に沿って一枚を切り取り、小皿にペーパーインクを載せ、適量の水(約0.5~1ml)を入れてインクを溶かしてください。添加する水の分量でインクの濃淡を調整できます。
仕様:
①ペーパーインク-同上
②ガラスペン‐全長約120mm・軸径約φ10mm・重量約11g
③ガラス小皿-直径約65mm・高さ15mm・重量約100g
箱込みサイズ:109×154×28mm・重量215g
用途:筆記具として
※スポイト付き
よくあるご質問
Frequently Asked Questions
染料インクは耐水性がありません。水がかかるとにじんだり、消えてしまうことがあります。
ただそのぶん、紙にじんわりと染み込んでいく特性があり、独特のにじみやグラデーションの美しさが楽しめます。
That’s right — dye-based inks are not water-resistant. Exposure to water may cause the ink to blur or disappear.
But this very nature allows for soft bleeding and beautiful gradients unique to dye inks — perfect for expressive, freehand writing and drawing.
ガラスペン、つけペン、筆、万年筆など幅広く使えますが、万年筆で使用する際は定期的な洗浄をおすすめします。
筆記具によって色味や表情が変わるので、使い方次第で毎回違う楽しみがあります。
You can use our ink with dip pens, glass pens, brushes, or fountain pens. If using a fountain pen, regular cleaning is recommended.
The same ink can express different nuances depending on the tool — a small change can spark a whole new writing experience.
ラメや顔料が含まれるインクは、万年筆内部の細かい機構に詰まりを起こす可能性があるため、基本的にはおすすめしておりません。ただし、中字以上の太めのペン先であれば、こまめなお手入れを前提に「自己責任」で楽しんでいただくことも可能です。筆記表現を広げたい方にとっては、魅力的な選択肢となるかもしれません。
Shimmer or pigment-based inks are generally not recommended for fountain pens, as they may clog the delicate inner feed system. However, if you use a medium or broader nib and clean your pen regularly, you may enjoy them at your own risk. For those seeking to expand expressive possibilities, they can be an exciting option.
紙の種類、光の当たり方、モニター環境などによって、インクの発色は変化します。
Color appearance can vary depending on the type of paper, lighting, or your screen settings.